もしも雨女の休日が晴れたら
近頃の失敗といえば、
あこ様と行った朝駆けで炊いた白飯が、
ものすごく芯が残っていてほぼ米だったことでしょうか。
アロー☆
まみんこです。
そりゃもう私たち母娘っつったら、
雨女の異名を意のままにしてきたわけです。
空梅雨に農家から依頼がきてもいいくらい、
世間の常識になりつつあるほどなんですけども。
なんか珍しく今年の夏の母娘旅は快晴。
私たちもそろそろ雨女引退ねwなんて嬉々として話してた。。
しかしあちぃ。
太陽が猛威を振るってる。
私たちの引退を燦々と祝福してくれているのは分かるけど、
それにしてもあちぃ。
これは日傘を買わねば。。
と思っている私の横で、
母ちゃんが得意げに用意してきた日傘をさす。
その瞬間、風が。。というかもう突風が。。
そうはさせるか言わんばかりに吹き荒れて。。
うちの母ちゃんも負けず嫌いなもんだから、
それでもなお、傘をたたまない。
風側も風側で、風としてのプライドがあるもんだから、
一瞬の突風くらいで引き下がってられないらしく、
なおも強風となって吹き続ける。
母ちゃんと風、一進一退の攻防。
私は数メートル後ろからその様子をそっと見守る。
すると、一瞬、母ちゃんの日傘が両手を挙げて逆立ったように見えた。
ギャン!っとお椀のような形になった気がしたんだけど。
一瞬だけ母ちゃんが皿回しの大道芸人になったような。
気のせいかな。。