にくまみんこ

世にはばかる

クレイジーリッチ

 

 

 

いよいよ顔の血色が悪くなってきたので、

ようやく口紅デビューしました。※人生3度目の

 

朝塗ったら一日塗りなおさなくていいやつ。

 

 

なんていうか化粧界もすごいね。

進化が。

 

 

アロー☆

まみんこです。

 

 

 

 

『クレイジーリッチ』

 

映画の主人公が私に似てるっつって。

パリ帰りの友人がLINEしてきたのね。

 

 

途中からまみんこが大富豪に嫁ぐ映画に見えてきておら。。おら。。泣

 

的な様子で。

 

そんなこと言われたら見るしかないじゃん?

ってなわけで見てみたよ。

 

 

昔から結構いろいろな人に似てるって言われてきたけど。。

 

いやーとうとうハリウッドデビューしちゃったかー

まいったなー

 

 

 

 

確かに似てた。なんとなく。

私の顔のパーツを一回りずつ大きくして、

さらに美人にした感じ。(もはや別人)

 

 

 

んで、ストーリーはというと。

 

1年前から付き合ってた彼が、

実は不動産王の御曹司だったー

 

って話なんだけども。

 

 

とりあえずその彼氏、

よく1年もの間、素性を隠し通せたな、と。

もしかしてスパイ映画的要素もあるのかな、と。

 

 

 

 

 

 

 

んなわけで、なにも知らされないまま御曹司の家族に会いに行くんだけど、

行ったら行ったでもんのすごい迫害を受けるの。

 

そんな迫害をもろともせず立ち向かう私!

 

 

そんなまみんこの強さを見てさすが俺の惚れた女!

とかって不動産王の御曹司が惚れ直しちゃうわけ。

 

 

パリ帰りの友人がまみんこの話だとか言うから、

すでに●SU●AYAでレンタルした時からマイストーリーくらいの心づもり。

そのへん、みんなも私だと思って観てほしい。←

 

 

ステータスもルックスも申し分ない不動産王は、

それはそれは地元シンガポールではモテモテで。

 

そんな王子様を狙う女子たちの、

まみんこを追い払うやり口がこれまたえげつない。

こんなことしちゃあ、あんた、

まみんこが退散しても射止められまへんわ。

ってくらい性格悪いことしちゃうわけ。

 

魚の死骸(しかも結構な大物。ちっちゃいマグロくらいのサイズ)を、

ホテルのベッドに置いて、

大量の血(魚の)で窓にビッチ的な文句書いちゃって。

 

 

これもうシンガポールじゃないと許されないエピソード!

日本だったらホラー!犯罪!

言っとくけど、魚をスケートリンクに埋め込んで廃業に追いやられた遊園地あるからな!!

 

 

 

でもまみんこは仕返ししないの。

同じ方法でやり返したところで火に油。

女の醜いバトルが始まるだけ。

 

そう。その怒りは、ただただ、御曹司にぶつける。

 

 

 

 

あーこんなところもちょっと似てるー

 

とかって思ったりして。

 

まぁ現実そんなことをしたところで、

なぁーんか不機嫌だなー

この女ヒステリックだなー

と思われて終わりなんですけども。

 

事実、そうやって男たちはまみんこから去って行ったんですけども。

 

 

秘密裏に女同士バトって、

彼の前でニッコリ笑える女が最後は勝つのが現実。。

 

 

でもねえー

映画ですから。

裏も表もこちとら全部見えてますから。

 

 

彼女が迫害を受けている裏で、

 

プロポーズしようと思ってサー

 

なんて親友に嬉々として話してる御曹司の姿みて、

 

あ、の、さぁ!!

その前にやることない?

 

あらー大変だなー女同士って。

くらいのことしか感じてないわけよ。

 

ちゃんと話せば相手も分かるさー

てか、本当にそんなことされたの?

なんかの間違いじゃない?

それに相手は別に俺のことなんか気にも留めてないさー

 

みたいな姿勢なわけ。

まじもう頼むから幼児期から女心の機微とズルさについて学びなおして?

ねぇお願い。

 

 

 

 

プロポーズとかなんだとかそういうのの前に、

自分を守ってほしいのに。

強がっていても、

怒りをぶつけるのはSOSの証なのに。

 

おれが愛しているのはまみんこなんだからいいじゃん。みたいなの何?

なにがいいわけ?

愛されてればすべてチャラっていう怠惰な男気なんなの?

 

それはそれはかわいそうに。

今夜は二人っきりで過ごそう、な?

 

て!!!

 

そういうことで済ますの。。

もうほんとがっかり。

 

 

本当なら。

醜い女のバトル繰り広げたっていいくらいはらわた煮えくり返ってるし、

怒りに包まれて震えてるのを、

精一杯の理性でもってあなたに向けてるのに、

この状況下でなんて頼りない男。。

 

 

こんなもんかーって。

結局は私のSOSを正面から受け止める気ないんだーって。

なかばあきらめに似た感情、分かる分かるーって。

 

プロポーズだって嬉しいに決まってる。

でも今はそうじゃない。

なぜこの御曹司はわからない?

 

 

てか、私になんのお知らせもなしに、

いきなりハイソな世界に連れてって、

周りの迫害にさらして、

自分だけ舞い上がってプロポーズ計画なんて、

 

これは物語としてのオーバーな描写なのか、

それとも男とは元来からこういう生き物なのか、

あまりにトンチンカンで的外れな御曹司に、

あきれ果てる物語でもあったわ。

 

 

 

最終的に、

離陸寸前の飛行機を止めてまで、

機内で決死のプロポーズをして、

後ろに立ってた赤の他人のおばちゃんが食い気味に、

 

エスよ!!!

 

とか言っちゃって、

いや、お前じゃないし。

 

てか私はNO!

 

ってよく考えたら私でもない。(これはまみんこの物語ではない)

 

 

最後はハッピーエンドで終わるんだけど。

ものすごく自分がオーバーラップする物語だった。

唯一ラストを除いては。。

 

 

私はたぶん、心折れるかと思う。

もう遅いと。

きっと素直じゃないことを言うんだと思う。

 

馬鹿でも貧乏でも不細工でも、

分かってくれる人がいい。

 

ちなみにこのDVD、

返却し忘れて、延長料金払ったからっ!!

(これは自業自得)

 

 

まぁまぁの授業料だったわ。