にくまみんこ

世にはばかる

初恋の彼

ここしばらく婚活を再開していたのだけど、

あっという間に疲れてしまって、

いろんなことを白紙に戻してしまったまみんこです。

 

アロー☆

みんな元気?

 

 

 

少しだけ、

昔の恋の話をしてよかろうか。

 

 

ついこないだね。

初恋の彼に25年ぶりに再会しましてん。

 

彼は学校の先生になっていて、

少し日焼けして、

そしてあの頃より随分と身長も伸びて、

素敵な男性に成長しておりました。

 

 

素朴で。

穏やかで。

派手さはないけどユーモアがあって。

 

ここ15年ほどは、

なんて男を見る目がないんだ。。

と自分を嘆いていた私が、

いつか好きになった人とは思えないほどキラキラとしていて。

 

 

私に、

 

『少しも変わらんなぁ!一瞬でわかったわ〜』

 

なんて笑いかける姿が、

私には誰だかわからないほどでございました。

 

彼の口から語り紡がれる中学生時代の私も。。

 

 

毎日メモをくれよったの覚えちゅう?

 

(メモ?ナンノコッチャ?)

 

明日持ってくるものとか宿題とか、

ぜーんぶメモして渡してくれよったんよ。

付き合う前から!毎日よ!

 

(ダレソレ?)

 

 

本当に誰のことだかわからないほど。

 

 

覚えてないん?

そっか、計算じゃなくて心からやってくれよったんや。

優しいもんな!

 

(そういう思考の君の方が優しいとオモイマス)

 

 

 

あの頃は今よりももっと、たぶん素直だっただけなのかもしれない。

 

 

心の中で、

今の私こんなんでごめん。

と、何度も謝りながら。

その誰だかわからない過去の私の話を、

少しずつ巻き戻される気分で聞いておりました。

 

 

 

照れとか抱えきれない想いとか、

いろんなものが絡まって、

誤解もそのままにそれぞれの人生を送ってきた二人で、

過去の絡まった糸を解いていく作業はとても楽しくて。

 

この作業と同じくらい、今の自分にも素直になれたら、

もしかしたらもっと楽に心地よく生きていけるのかもしれないと。

 

 

私はもっとちゃんと人を好きになろうと。

 

 

まっすぐに目を見て、

あの頃本当に好きだった、と、

言ってくれたことで、

私のことをちゃんと好きになってくれた人がいてくれた事実に、

人にちゃんと好かれた自分に、

少しだけ自信をもらえました。

 

 

こんな風に書くと、

今の恋心のように聞こえるかもしれないけど、

それは彼も私も、すっかり過去のことで、

だから今が心地が良いものなわけで。

 

ただ、

彼との再会が、

私の人生のターニングポイントになったことに、

間違いはないと思います。

 

 

自分の人生の中で、

なんとなく、

初恋、

だった彼に、

25年経ってこんなに、

救われると思っていなくて、

私が、

40歳を目前にして、

誰にも言わなかった想いとか、

自分でも気づかなかった気持ちを、

さらっとすくい上げてくれた彼に、

いつかちゃんと、

私がもう少し胸を張れるようになったら、

ありがとうと、

伝えたいと思います。

 

 

 

25年と言う月日の流れに感謝して、

あと10年経てば私もあの人を許せるだろうか。

あと20年経てばあの人も私を許してくれるだろうか。

そんなことを考えながら、

この先また、ステキな恋ができたらいいなと。